喜多品老舗の鮒寿しの歴史は、江戸初期の元和5年(1619年)

 

伊勢から大溝藩主として勝野(高島市)に入った分部光信公の賄い方

 

山形屋九右衛門が作ったのが起源とされています。

 

 

 

それ以来、琵琶湖の固有種である天然のニゴロブナだけを使い現代では稀になった木桶仕込みで

 

自然の営みに任せた鮒寿しづくりを続けています。

 

(十五代目九右衛門の弟、北村品次郎が屋号を「北品」から「喜多品」へ変更しました。)

 

 

 

 

千日漬け(百匁百貫千日)を基本とし、

 

春に琵琶湖で揚がる鮒を2年塩漬け。

 

そのあと、飯に漬け替えて1年発酵させます。

 

 

鮒ずし職人の経験と江戸時代より蔵に棲みつく良質の乳酸菌。

 

 

そして昔から米と水に恵まれ、発酵食品の製造に適した

 

高島の気候でじっくりと 熟成させることで美味しい鮒寿しが生まれます。